シグルイ 全12話

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投稿日:2012年6月21日 | コメントをどうぞ | さ行, , 全話

シグルイ 全12話のあらすじ

寛永6年9月24日、駿府城内で御前試合が行われることとなった。御前試合は、慣例として木剣を使用することになっているが、周囲が諌めたにもかかわらず、駿河大納言・徳川忠長の命により、今回は真剣を用いる事が決定され、剣士達による凄惨な殺し合いが幕を開ける。その第一試合、隻腕の剣士・藤木源之助の前に現れた相手は、盲目・跛足の剣士、伊良子清玄だった。まともな試合ができるかどうか危ぶむ周囲の心配をよそに、伊良子は奇妙な構えを取る。刀を杖のように地面に突き刺して足の指で挟み、体を横に大きくのけ反らせるように捻るという構えに群衆が唖然とする中、対する藤木はまったく動じることなく刀を抜き放ち大きく構える。両剣士には浅からぬ因縁があった。

7年前のある夏の日。「濃尾無双」と謳われた剣豪・岩本虎眼が掛川に開いた「虎眼流」の道場に、伊良子が道場破りとして訪れる。伊良子は相手を務めた藤木を骨子術によって破るが、次に相対した師範の牛股権左衛門に追い詰められ、降参し入門を希望する。入門の儀のため引き立てられた伊良子の前に、寄る年波から「曖昧」な様子を見せる岩本虎眼が現れる。入門希望の声を聞いた虎眼は一度太刀を手にするや、伊良子の額に貼り付けられた一粒の小豆を狂いもなく両断し、伊良子の入門を許可した。以降、牛股・藤木・伊良子ら3人の弟子は虎眼流の「一虎双龍」と呼ばれることになる。

1年後、腕を上げた伊良子は道場随一の剣士となり、虎眼流の後継者と目されていた。虎眼には娘・三重がいるのみで、いずれ婿を取らせて家を継がせねばならなかったからである。強い男に跡目を、と考える虎眼は、藤木と伊良子に、因縁のあった舟木一伝斎の息子兄弟を討ち取るよう命じ、為し遂げた方を婿として迎えるとした。藤木は虎眼流の秘伝「流れ」を用いて兄を討ち、伊良子も、兄が討たれたことで異変が生じた弟を討つ。年の瀬、虎眼は「流れ」すら体得した伊良子を婿に決定する。虎眼流を足がかりに高い地位を得ようと野心を燃やす伊良子。だが、虎眼は伊良子と自らの情婦であるいくの密通に気づく。呼び出された伊良子は虎眼流門下生に包囲され、いく共々仕置きを受けた後に、虎眼の「流れ星」によって両目を斬られ、いくと共に掛川から追放される。

3年後。隆盛を極めていた虎眼流であったが、門弟が闇討ちされ、道場に首を晒されるという事件が発生する。高弟たちは犯人の捜索をするが、その中で高弟たちも同じ手口で殺害される。死体に添えられていた品から犯人が伊良子だと推測した藤木は、同門の興津三十郎が賎機検校に高弟の情報を売っていたことを突き止め、制裁するが、虎眼流の面々は当の検校から屋敷への招きを受けた。招きに応じた虎眼たちは、検校の庇護の元、虎眼流への復讐を進める伊良子と対面する。

数日後、策により分断された虎眼流の面々は刺客の襲撃を受ける。藤木と牛股は刺客を返り討ちにするが、虎眼は秘剣「無明逆流れ」を編み出した伊良子に斬られ、濃尾無双の伝説はここに幕を閉じた。仇討を決意する藤木と牛股は逆流れを破るべく研鑽を続け、三重と共に師の無念を晴らそうとするのだが……。

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